医学的に認められた手法なので、
体調の悪い人や潜在意識に懐疑的な人にオススメ
⑴変性意識状態とは
催眠状態とかトランス状態とほぼ同じ意味合いだと思うのですが、
それらの違いについては人によって見解が分かれています。
このブログでは、「潜在意識にアクセスできる意識状態」とします。
人の心は二重構造になっています。すなわち顕在意識と潜在意識です。
顕在意識は二重構造の外殻部分で、心の深い部分を守る鎧のような役目をしています。
日常生活をしていく上で、いつでも誰にでも心の深い部分に触られるとマズいですよね。
だから、顕在意識という浅い意識で日常生活を送っています。
その鎧を脱いだ状態が変性意識と考えて良いでしょう。
鎧を脱ぐと、心の深い部分である潜在意識が露わになります。
つまり、潜在意識をクリーニングしたり、書き込みしたりするには、
変性意識状態になる必要があるわけですね。
⑵自律訓練法のやり方
まず、ベッドなどに横になって、体を楽にします。
次に以下の内容を心の中で語りかけ自己暗示をかけてゆきます。
①第1公文
「右手が重い」本当に重いと感じられるようになったら、次に、
「左手が重い」本当に重いと感じられるようになったら、次に、
「右足が重い」本当に重いと感じられるようになったら、次に、
「左足が重い」本当に重いと感じられるようになったら、完了
②第2公文
「右手が熱い」本当に熱いと感じられるようになったら、次に、
「左手が熱い」本当に熱いと感じられるようになったら、次に、
「右足が熱い」本当に熱いと感じられるようになったら、次に、
「左足が熱い」本当に熱いと感じられるようになったら、完了
始めてから2、3週間の間は、結構時間がかかります。20分くらいはかかるかと。
しかし慣れれば、左右、手足をバラバラではなくまとめてできるようになります。
「手足が重い」「手足が熱い」だけで1分もあれば完了します。
⑶効果
自律訓練法には2つの効果があります。
①リラックス効果
鎧というものは安全を確保する為にあるのですが、常に着ていると非常に疲れます。
変性意識とは「心の鎧」を脱いだ状態ですから、
リラックス効果、ストレス軽減を得ることができます。
特に、普段ストレスフルな生活をしていて、
自律神経が乱れているような人には絶大な効果があります。
特に、寝る前に行って、そのまま寝てしまうと翌日の目覚めは最高です。
実際に日本の精神科や心療内科においても活用されています。
名前の通り、自律神経失調症の人には、強くオススメします。
②潜在意識へのアクセスが可能になる。
「心の鎧」を脱いで潜在意識が裸になっているわけですから、
潜在意識の中の情報の消去や、新しい情報の書き込みが容易になります。
アファメーションやイメージングなどの書き込みを効果的に行えます。
日常生活の通常の意識状態の中で、
「私は資産100億円を作った」とアファするよりも、簡単に深く書き込めます。
⑷応用
上にも書きましたが、他の様々な手法と組み合わせて応用しましょう。
様々なアイディアが考えられます。
⑸参考情報
自律訓練法は、ドイツの精神科医が開発した歴とした心理療法です。
潜在意識活用に対する信頼を自分の心の中に作ることが、
潜在意識活用の重要ポイントなので、ちゃんとした本を読むことをオススメします。
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