2017年7月12日水曜日

思考のプログラミング

解離性障害ってご存知でしょうか?
解離性人格障害っていうと多重人格の事なのですが、
解離性障害というと軽度のもので、ほとんど全ての人が持っていると思います。
解離性障害を持っていると、
自分の意志とは無関係に何らかの行動を取ってしまい、失敗を引き起こします。

例えば、
「親に小うるさいことを言われると、イラっとして、喧嘩してしまう・・・」とかね。
「親に小うるさく言われる」という特定刺激を受けると、
「イラっとする」という感情が反応的に現れ、
「喧嘩する」という行動を反射的に起こすという、プログラミングみたいなものです。
プログラミングなので、自分の意思とは無関係に一連の流れが進むわけです。
刺激から心理を経由して行動へと繋がる一連のプログラミングが、
心の中に形成されている状態のことを解離性障害っていうんですね。
まあ、詳しくはwikipediaでも。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E9%9B%A2_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)

さて、実は私は、この解離性障害というのを非常に多く持っていたんですね。
それが私の人生に大きな影響を及ぼしたというか、
それに20代を支配され、30代にも影響を及ぼしています。

さて、その解離性障害は、どのように発生するかということですが、
トラウマ的出来事が起きた時の感情が抑圧されることによって発生します。
例えば、親に厳しく叱られた経験があったとします。
その時に、悲しみや、恐れや、怒りを感じたとします。
が、親は強い存在なので、その気持ちを親に対してぶつけることができずに、
自分の心の中に抑圧して封印するということは、10代の子供にはよくあるでしょう。

で、封印された感情というのは、実は心の中にずっとずっと生き続けるんですね。
そして、「親に小うるさく言われる」という刺激を受けたたびに、
その封印された感情が蘇るのです。
1回1回の「小うるさい」の具体的内容が重大なことであれ、軽微なことであれ、
関係なく封印されたのと同じ感情が蘇り、その感情と結びついた行動をとります。

解離性障害の最も恐ろしいことは何でしょうか?
それは、カウンセリングなどで意図的に解消しない限り、ずっと続くことです。
封印はずっと心の中に残って、一生私たちの人生を支配し続けます。
親孝行したいと思っているし、自分の為に小うるさく言ってくれるとわかっていても、
親と良好な関係を築くことはできないのです。

解離性障害は程度の差こそあれ、全ての人が持っているので、
これに対する理解は広く世の中にシェアされるべきだと思っています。
特に、その解消法は、世の中のほとんどの人が知らない極めて重要なことです。

もうすでに長文になったので、解消法はまた次回へ。

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